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君はヴィンテージか?それともただのガラクタか?

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 女性に年齢を訊くのは失礼だろうか?そんなことを訊いたりする
のはデリカシーのないイヤなやつなんだろうか?はっきり言うが僕
はそうは思わない。それより、本人のまえで「馬鹿だなあ、女性に
年齢を訊くもんじゃないだろう!」そんなことを言うやつのほうが
よっぽど失礼かと思う。
 人間は目標をしっかり持ち、自信をもって生きていると内側から
オーラがでてくる。齢を重ねるほど美しく輝くのだ。昨日より今日
のほうが、そして明日はもっと輝いている、そんな自分を誇りに思
うべきだと思う。

 先日、ふと立ち寄ったヴィンテージオーディオショップで僕は運
命の出会いをした。そこの主人は糖尿病の合併症からほとんど目が
見えず、それでも僕とこころで話をしてくれた。アレも欲しいコレ
も欲しいという僕のこころを見抜いて、主人は僕を叱ってくれたの
だ。
「それは自分に自信がないからだ。スピーカーなんて1台あれば充
分、ギターだってそう。お前はまだ本物じゃない。自分の音、HO
BOの音を探すべき、そんなスピーカーを作ろうじゃないか!」
 僕はうれしかった。この人について行こうと決めた。
 主人は僕のカラダのことを心配してくれ、自分と同じような道を
歩くな!と言った。
「どこの病院に行ってるんだ?」
と訊かれ、僕はかかっている病院の名を言った。
「ああ!ダメだ!そんな個人病院ではなくオレが行っているいい病
院を紹介してやる。いきなり行っても診てくれないのでオレが紹介
する。月曜日に必ず電話するから連絡先をここに書け!」
そう言ってくれた。
「まずオレの紹介する病院に行くことだ。いいか?オレの言うこと
をきいていれば間違いない、オーディオはそれからだ!」
「お、おっ、親分!つ、つ、ついて行きます!」
男の中の男。そんな感じ、だった。

 月曜になり僕は親分の好意を無にしたくなく、携帯を握りしめて
いた。しかし待っても待ってもかかってこない。火曜になり水曜に
なった。
 人は目標をしっかり持ち自信を持って生きていると内側からオー
ラが出て齢を重ねるごとに光り輝くと言った。しかしそれは嘘をつ
いたり裏切ったりするといっぺんぱんにただのガラクタになる。約
束を守らない親分は、ただのガラクタだった。ヴィンテージなんか
じゃなかった。老いぼれたシワだらけのオーラも何も無い、ただの
ガラクタじゃないか!

 僕はヴィンテージか?それとも、ただのガラクタか?鏡を見て、
こころの内側をよーく観察するがいい。老人に年齢を訊くのは失礼
じゃない。だって昨日より今日、今日よりも明日、古くなるほどカ
ッコいいんだから!。
 ガラクタはイヤだな。ヴィンテージがいい。


HOBO
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センスと在庫と身の丈と。

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病院のちかくに古い雑居ビルがあった。
これが街中だと最高にいいのだが、そんなことを思いながら入っ
てみると3階の奥に小さなレコード屋。
主人は無愛想ではあるがイヤな感じがしないオタク系。
おもわず話し込んでしまった。
「ここは感じのビルですねえ、隠れ家みたいで、、、」と言うと、
「そうですねえ、ホントに隠れてしまいました。」と笑う。

「こんな場所で喫茶店ができたら最高だろうなあ。」
「いや、やめたほうがいいですよ、人が通らない。」
「人が通らないほうがいいんですよ、人が居るところであれば。」
「そんなもんでしょうかねえ、、、」
「そんなもんですよ。」

JAZZのオリジナル盤、それも名盤といわれているものを求めようと
すればカネがいくらあっても足りない。でもしかし、レコード盤に
してもCDにしても国内プレスのものはかなり淋しい。
本当に良い音を求めるのならオリジナル盤しかないのだ。
主人の店もオリジナル盤がすっぽり抜けていた。
「いまはどうでもいいものしか残っていません、今年いっぱいで
店をしめようと思ってるんですよ、、、」
店主はそんなことを言いながら、ここは商売には向かない場所だ
と言った。そうだろうか?「僕はそうは思わないな、商売に向か
ないのはこの場所ではなくてアナタの情熱が萎えてしまったからで
しょう?」と言いかけたが、やめた。
モノを売る商売は在庫が命。いくら雰囲気が良くても主人が人格
者でもモノがなければダメ。売れても売れなくても常に在庫を持た
なくてはならない。売れないーカネが廻らないー仕入れができない
ー客がこないー暗くなる。というわけだ。

在庫を常に充実させフレッシュなものを提供するという意味では
〈喫茶店〉はやりやすい。豆が商品だからだ。最近はその豆も以
前より高価になり良い豆を求めようとすればそれはそれで切りが
ない。しかしモノ売りの店とちがうのは、主人そのものの考え方を
売ることができるということだ。いつもそこに主人がいる。主人
そのものが在庫。豆はスペシャリティでなければならないとか、
どこかのコンテストで勲章をもらいウンチクを壁に飾るような、
そんな生き方はしたくないと思う。

モノを売るのか人間を売るのか、そのどちらでもない店ばかりだ。
モノだけでは駄目だし、人間だけでも気持ちワルイ。
だから、センス。
ひとには身の丈というものがある。それを知り、在りのままを隠
さず見せる勇気を持つことが、その店の品格につながるのではな
かろうか。


HOBO

ストレス。

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 たぶんコーヒーの飲み過ぎとストレスだと思うんですが、胃と十
二指腸がイカレちゃいました。今はなんでもストレスストレス、そ
れで片付いちゃうわけですからいいですねえ。ストレスがない人間
なんて死んでる人だけですよ。まだ生きてるという証拠なんでしょ
うが、せっかくの連休もゴーツーザホスピタルですよ。


HOBO

出口のまえに立ち尽くす少年。

 チェコのギター、フォルヒは本日すべて売却しました。安くても
いい音が出る楽器だったんですがね、なんか僕に似合わなかった。
やっぱりラッカー塗装のギターじゃないと音が育たないんだなあ。
いいギターっていうのは極端な話ですがね、30分ぐらい弾いただ
けでもう音が変わってるんですよ。応えてくれるというか、不思議
なもんですねえ。単板で塗装がうすくて、外気の影響を受けやすい
ギターのほうが弾いていて面白い。新しい楽器でも古い音がすると
いうか、ん〜、フォルヒはいいんだけど、、、ちょっとちがうんだ
なあ。

 できるだけギターにピックアップをつけずにマイクで音をひろっ
て唄いたいと思っています。真空管のコンデンサーマイクなんかを
ステージの真ん中にポンっと立てて。言葉の裏側まで拾ってほしい
ですね。
 しかし、まあ、今こんなことを考えているのも、ヴィンテージス
ピーカーの音を真空管で聴くようになってからなんですよ。リアル
で温かくもの哀しい。音の出口に立ったとき、思わず入り口まで飛
んで行ってしまいました。
 自分のなかの標準が上がりますと、それに満たないものは排除し
ないと表現の引き出しがパンクします。それはいいことです。

 もうすこし早くJAZZに出会い、勉強すればよかったと後悔してい
ます。朝からジュンク堂に行きJAZZのコーナーで専門書とにらめっ
こ。本を読み、JAZZとは何なのか?そんなことを学ぼうと考えまし
たがそれは違うということがすぐ解りました。かたっぱしから聴く
ほうがいい。そして自分に合ったものを選別しさらに深く好きにな
るほうがいいんでしょうねえ。今まですべてそうしてきたんです。
一貫性のある生き方と、なにを選ぶかということに関しては、おそ
らくブレはないと思います。

 出口の前に立って、入り口までぶっ飛んでしまいましたよ。


HOBO

ギターケース。

 カールトンケースがだいぶまえから日本に入らなくなりましたが
本国(カナダ?アメリカ?)ではどうなんでしょうかねえ?重いけ
どいいケースでした。ぼくは白いやつにマーチンを入れてますが、
いろんな色を買っておけばよかったと後悔しています。

 ケースといえばAKKIが使っているヴィンテージツィードっぽいT
KLのギターケース、あれもいいですねえ。いろいろ探したけどない
んですよ。ギブソンのギターケースって誇らしげに〈GIBSON!〉
って書いてあるからイヤ。12フレットジョイントのギブソン専用
のケース、名古屋の〈岩本ケース〉さんにお願いするしかないのか
な、なんてことをちょっと考えています。

 AKKI、ライブに出演できなくなったけど、ゴメンよ。


HOBO

大人になる。

 26日で56歳になるわたしだが、最近すこしは大人になったの
かなと自分でも思う。なりたくないのになってしまう切なさである。

 わたしはわりと最近になるまで財布というものを持ったことがなか
った。だからお札はズボンの後ろポケットに入れて小銭はズボンの前
ポケットに突っ込んでいた。そのほうが自由なかんじがしたからだ。
 じゃらじゃら小銭を持ち歩くのがイヤだったので10円玉と5円玉
と1円玉ばかりが家のどこかにたまるようになった。今は小銭が多め
に入るような財布を使っているので小銭から先に使うようになり財布
ってこんなにいいものなのかと感動している。コガネ持ちになること
をヤメてから少しだけ整理整頓の基礎が身に付いたのかなと、今さら
ジローである。

 ジローはまた旅がしたくなった。サッポロの街は中通りにはまだ雪
が残っている、しかしなんとか遅い春がきた。精進川のふちの桜が、
もすこし大人になる頃に、ジローはまた旅に出る。


HOBO

こんな世界を散歩しよう。



なんて素敵、そしてなんてお茶目さんなんでしょうねえ。
声も幅があってすごくいい。
こんな曲を自分の店でかけたら素敵だろうなあ。
表現力豊かなヴォーカリストですねえ。
全曲いいですよ。

カナダのブログ仲間のところでこのアーティストのことを
知りました。
自分ももっと色んな世界を散歩してみようと思いましたよ。
素晴らしいなあ。
ハートのある演奏、いい音してる。
沁みちゃいましたよ、こころに。


HOBO


きっと近くに熊がいる!



人を襲った熊のDNAを調べたら以前に人を襲った熊のDNA
と一致したみたいなことをニュースで言っていた。
恐ろしい熊である。

以前、少年の頃、山を歩いていて熊の足跡とウンコを見つけた
ことがあった。どんなふうにして逃げ帰ったか覚えていない。
熊のいるところに近づくととにかくクサい。熊クサい。
クサかったら要注意だ。きっと近くにオレがいる。
加齢ですかあ?
ふむふむ、クマったなあ。


HOBO

クリーニング屋のお留守番。

 マンションの1階にあったクリーニング屋がいつのまのかなくなっ
た。川のふちをぶらぶら散歩しているときに建築中のマンションを見
つけ母に相談して購入したマンション、30年もまえのこと。やっと
支払いも終わり自分のものになったのだ。
 クリーニング屋は最初から1階のテナントに入っていた。その隣り
にモスバーガー、その隣りに本屋さん、その隣りに喫茶店、そんな感
じで活気もあった。しかし本屋のあとにラーメン屋が入り、モスのと
ころに居酒屋が入った。喫茶店はBARになりそして美容室になった。
最初からねばっていたクリーニング屋が出て行ったのでもうオリジナ
ルではなくなった。時はながれているんだな。25歳のボクも55歳
になったのだ。
 当時生まれたばかりの3階の赤ちゃんももう30歳になりこの前そ
の娘が赤ちゃんを産んだ。よかったね。6階の太ったお兄ちゃんは上
京しどこかの相撲部屋に入ったがすぐ戻ってきた。残念だ。8階のご
夫婦は一度離婚したがまた元のサヤに収まってまたこの前離婚した。
頑張って。まあ、30年も経てばいろんなことがあるものだ。ボクだ
って住人から何を言われているのかわかったもんじゃない。

 クリーニング屋で働いていたスタッフのひとりが同じマンションに
住んでいる。言っちゃ悪いが半端じゃないぐらい愛想が悪い。ラーメ
ン屋の主人も愛想は良くないがまだ哀愁がある。クリーニング屋がま
だあったころボクは常連だった。毎回ワイシャツを出していたのでい
つも顔を出したがボクは一度も「いらっしゃいませ」「ありがとう」
と言われた記憶がない。いつ行っても椅子に座って本を読んでいるそ
のひとのあだ名は〈お留守番〉。お留守番は30年もその店にいたこ
とになる。
 たまにお留守番は機嫌のいいときもあった。そんなときはむこうか
ら話しかけてきた。話の内容はきまって自分の会社の悪口。時給が上
がらないとか、暖房がきかないとか、残業手当がつかないとか、いつ
もそんなことを言っていたように思う。
 近所のひとたちはみんな、「あんな人を店員に雇うからつぶれるの
よ。本ばかり読んで!」と言っていた。
 人間は一ヶ所に永く居るとあまりいいことがない。待遇がわるかっ
たりするとそこで楽をすることを覚えるからだ。人材は宝である、し
かし、その人材とやらに店を喰いつぶされたりしたらたまったもんじ
ゃない。オーナーの立場になって行動する。代理業務の重要性をいく
説いてもワカラナイ人はワカラナイのだ。人にまかせようなどと考え
ないほうがいい。だから、自分ひとりでできることをやろうと思う。

 経験の多い諸先輩がたの話は都合良く選別しよう。参考になること
はちゃんとカバンにいれ、その他、ベテランの口からもれるマイナス
要因はすべて排除して。


HOBO

GOTTA SERVE SOMEBODY



ボブ•ディランのアルバム〈スロー•トレイン•カミング〉に収録
されている『Gotta Serve Somebody』をナタリーコールがカバーしている。
じつはこの頃のディラン、3作つづけてキリスト教色の強いゴスペルアルバム
とも呼べる作品を発表していて、〈スロー•トレイン•カミング〉〈セイヴド〉
〈ショット•オブ•ラヴ〉と、憎らしいほどだ。
とくにこの〈スロー•トレイン•カミング〉はマーク•ノップラーがギターと
アレンジで参加しており、これ以上のアレンジ、演奏はないだろうというぐらい、
全曲素晴らしい。
反面、宗教色が強いということから毛嫌いする者も多いようだが、どっこい、
ナタリーのこのバージョンを聴いてもわかるように、ディランの曲づくりの
チカラには驚かされる。
ちょっと前にディランはノーベル文学賞をとるんじゃないかと言われたが、
決して後ろを振り向こうとしないそんな彼には似合わない賞だと思う。
ディランは偉大な詩人であり、心にいつもゴスペルを抱いていた。

ナタリーのこのバージョンもいいが、どうもアクがよわい。
ぜひ、本家の〈Gotta Serve Somebody〉を聴いてみてほしい。
挑むように唄うボブとうねるような乗りに、まったくもってシビレてしまう。
フルヴォリュームでいこう。


HOBO

profile

Mr.HOBO

ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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