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芸術家HOBOの旅。

 このまえ帯広にオレンジの修理に行った帰りの出来事
ですよ、身の毛も凍るというか闘争心に火がついたというか、
もともとその日は尖ってましたから。

 ファットモービルさんが出してくれた代車は日本伝統小車
スズキアルト。おすすめはクーラーが効くことですと言われ
グワーグワーいわせながら久々の日勝峠ですよ。ルンルン
とまではいかないけれど雰囲気のある旅。と、そのとき!
デカイ角を持ったサバンナベージュ(L−620)の鹿が
いきなりアルトの鼻先に!あと5センチでアルトは大破、
HOBOはあの角にぶち刺さり夕張の国道は血の海。あぶなく
地方紙の片隅に載るところでした。至る所に〈動物飛び出し
注意!〉の看板があるのは北海道を旅したことのある人なら
お分かりだろう。しかし、むむっ!あと5センチ!
 さほど珍しくもない鹿遭遇事件なんですがね、今回の場合
この鹿のとった行動に物語があるわけです。アルトのブレーキ
は最高でしたよ。オレンジのブレーキとはちがいますからね。
アルトがぴたっと止まったとき、この鹿の顔にHOBOは
切れましたよ。眉間にシワをよせ口の右側をつり上げ、
「おめえ、どこ見て走ってるんだっ!気をつけろい!」
みたいな口の動きでしたよ。肩を怒らせてしばらくにらみ合い
ですよ。HOBOもこの日は尖ってましたからね、
「急に飛び出すおめえが悪いんじゃ!」みたいな。
今にも車を降りてやっちゃうぞみたいな勢いでしたが、さすが
に鹿には勝てんだろうということでそれこそ大人になって
アルトを発進させようとしましたよ。ところがサバンナベージュ
の鹿はまだこっちを見てなにかぶつぶつ言っている。ひと睨み
してやると「ちぇっ!」とか言いながら薮のほうに歩いていく
のが見えましたよ。ハンドルをもつ手がふるえてました。野生の
鹿はコワい。あの鹿は元ヤンキーだったにちがいない。
ケンカにならなくてよかった。ホントによかった。むほっ!
ぼ、ぼ、ボクは、け、け、ケンカは、き、き、キライなんだな。
山下画伯のようなHOBOでした。

 ぐわーぐわーと妙に涼しい風がアルトの吹き出し口から出て
きました。それにしてもあの元ヤンキー、やってくれるじゃないの!
ちきしょう!鹿までオレをバカにしやがって!
芸術家HOBOの旅。歌にもならない出来事でした。

 日曜日にオレンジ、とりに行きますよ〜。
〈動物飛び出し注意!〉
北海道、そんなところでございます。


 教訓 ーーーーーーーーー

 自己表現にはもっもっと尖るべし。
 それ以外のことには丸くなるべし。
 

HOBO

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コメント

鹿って、光に反応してくるんですよね?ライトの光。この間なんか、暗い国道に黒い大きな物体が、ボンヤリみえる、おもわずブレーキを踏みながら走りさりましたが、大きな鹿が倒れていました。ビックリです。また、高速道路では、カラスがふんぞり返っているし、おもわず叫んでしまった、大きな、黒い虫がいると ね。キツネ、クマさん、道路に出てこないでね、おねがい。
ところで、プロ、プロフェッショナルって、自分なりのこだわりがあって、妥協を許せないっていう姿勢ですよね。譲れないものがあるって。
  • 2012-09-08│20:40 |
  • t.gray URL│
  • [edit]
t.grayさんへ
鹿の目がずらっと国道に並んでいることがありますよ。
もう何頭も闇の中から。ぞっとします。バーンっとワーゲンの
フロントガラスにぶつかった鳥もいましたしね。ジガイですよ。

まあ、プロでなくても生きる人はコダワリをもたないとダメだと
思いますよ。主張のない会話はあり得ない、あり得ないんですよ。
もしもボクが自分を主張することなく、毎日がなにげなく過ぎていく
としたら、どこかの車のフロントガラスに飛び込んでジガイする
かもしれない。というか自分になろうとして悩み苦しむわけだから、
ん〜、なんかわかんないな。とにかく、びんびんと響く自己主張
をみてみたいものです。
t.grayさんのこのコメントはよいコメントでした。
うれしかった。

ほーぼー

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Mr.HOBO

Mr.HOBO

ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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