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月の道。

昨年の秋に2曲だけレコーディングしたオリジナル曲のミックス
ダウンをお願いしていたミキサーマンのかたから連絡がきて音の
確認に行ってきた。腕のいいミキサーマンだときいていた。まだ
40まえだと思う。

ヤマハのスピーカーをフロントに置きこじんまりしたスタジオだ
った。ミックスを終えた曲をさっそく聴かせてもらった。あれっ
?これは俺ではない!「どうですか?今風の音づくりをしておき
ました。」と、ドヤ顔のミキサーマン。
リバーヴのかかりがキツすぎて安いカラオケ屋のようだと思った
がそうは言えなかった。やり直してもらうこともできたがしなか
ったのは<いい音>の定義が根本的にちがうと気づいたからだ。
彼はぼくを知らない。ぼくも彼を知らなかった。ギャラを支払い
帰ってきた。

今回の『月の道』と『名前のない犬を連れて』はピアノとウッド
ベース、ドラム、そして自らのコーラスを重ねた。もっと前で鳴
ってほしかったがすべての楽器が遠くで鳴っている。ギターはあ
えて入れなかった。ぜんたいに横にひろがるリバーヴがかかって
いるようで薄っぺらい。もっと縦にかかるリバーヴでミドルの使
い方を考えてほしかった。たしかこのまえの現代のオーディオも
そうだったが、サロンでワインでも飲みながら聴くといいのだろ
う。言葉のトゲがHOBOソングのよいところなのにそれをぜん
ぶ剥いでしまったようだ。

月の道には
いつも君を待っぼくが立っていて
音のない四季の風を
今も靴の下敷きにする

そんな詩を繰り返し何度読んでくれたのだろう?
ぼくが書いた詩を紙に書いて何度も何度も読み返すひとがいる。
それは何度も何度も質問することと同じ。ぼくは月の道で誰を待
っているのだろう?


HOBO

コメント

全部、今風に
こんにちは!
音作りって難しいんでしょうね。
致命的なのは、技師がHOBOさんをちっともわかっていないことでしょうか。
というか、歌詞を聞いた瞬間に、
その意味とかフィーリングを理解できないのがもうだめ。

おそらく彼には「これが今風だ」というのがあって、
どんな音源でも「今風」に仕上げてしまって、
それで悦に入っているのでしょうか。
それ以外のメソッドは、ひょっとしたら「ない」のかも。
人を探さないといけませんね。
  • 2015-01-26│23:46 |
  • 只野乙山 URL
  • [edit]
乙山さんへ
そうなんですよねえ。
ぼくの声はカサカサしてるんですよ。だからそれが生きるように唄ってる。
今風っていうのはなあ、、、

けっきょく全部自分でやるはめになるわけです。
話し込みがしっかりなされ、方向性を決めるんですがね、
〈これがいい音だ!〉という定義がちがうんですよ。
おっしゃるように理解できるぴったり感性の技術を抱えてしまわないと
無理なんですね。
すでみデジタルの時代なわけですから、
アナログとデジタルのちがいを、感性で表現してほしかったな。
もう手に入らない、それこそ、あの〈レイコー〉みたいなものですよ。
にがくてコクのある、あのレイコー。
「ない」んです。

最近、マイルスのマラソンセッション4部作を好んで聴いてます。笑


HOBO
  • 2015-01-27│15:24 |
  • HOBO URL│
  • [edit]

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Mr.HOBO

Mr.HOBO

ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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