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しょぼくれている。

 こころ踊るような気持ちで電話をかけたのにいっぺんに冷めてしまっ
た。代理業務とは恐ろしいもので、電話にでた事務員の対応ひとつでこ
んなに空しい気持ちになるのだからどうしてくれる。こころの無い人のこ
とを事務員と呼ぶのか、やはり職人に直接話すべきだった。そうしなか
った自分のほうが悪い。朝からズンっと重いHOBOである。

 〈鎚起銅器〉匠が愛情をこめて造ったコーヒーポットがあると岡山の
コーヒー屋の主人から紹介された。
「HOBOさんにぴったりですよ、それは夢の銅器ですよ!」
もともとカリタなどのコーヒーメーカーの銅製のポットを使っている
のだが手作り感のない大量生産の物より一点物のオンリーが欲しいと思
っていた。ネットでみるとそれはさすがにこころ踊る匠の仕事。今すぐ
新潟まで飛んで行きたいような気持ち。何度も言うがわたしは物欲の
盲者ではない。一生自分のそばにある暮らしそのものを手に入れたいだけ
なのだ。こんな素晴らしいモノを造ることのできる職人だ、絶対こころ
の温かい人間だと思うのは当然だろう。わたしのテンションはピーク
に達している。祝日の明けるのを待ちさっそく電話。
「わたしは北海道札幌市に住むあなたの工房の作品にこころ奪われた者
です。ぜひ一生使える自分だけのコーヒーポットを造っていただきたい!」
もうこんな調子、朝から。まず礼儀として電話に出た者にことの主旨を
かるく説明したうえでわかる方に代わってもらうのがいいと思い、かれ
これしかじかあーでもないこーでもない。ところがわたしのハイテンシ
ョンに対し電話対応の事務員のローテンション。考えてみれば今は師走、
考えなくても全国的に忙しい師走なのだ。オリジナルのコーヒーポット、
こころ踊るしびれるような暮らしそのものの匠の愛情を手にいれたい!
なんて言っても、「はあ?」みたいな態度。本当にこの工房の作品は大丈
夫なんだろうか?と思ってしまった。事務員というのは事務的だから事
務員というのか、それにしても失礼だ。在庫の中から選んで買ってくださ
い。オリジナルは高くつきますし時間もかかります、もう忙しいから切っ
ていいでしょうか?」だと。
「あなたのそのしゃべりは工房のオーナー、職人の考え方そのものです
か?もしまちがいなくそうならもうそちらの作品は使う気にはなれないの
で、、」と言うと事務員は黙ってしまった。結局、職人さんが帰ってくる
のが31日大晦日なので年明け1日のお昼頃電話を職人本人からもらえると
いうことでさっき電話をきった。

 モノを造る人とそれを使うひとの愛情は等しくなくてはならない。モノ
というものは使う人のこころが入って初めてモノになる。客にへつらえ
とは言わない。せめてモノを造る気持ちのわかる者に電話番をさせてほしい。
12月25日、火曜の朝、HOBOはしょぼくれている。師走のこの時期、
あまりテンションをあげて工房などに電話はかけるものではない。

〈島倉堂〉ここの鎚起銅器は素敵だと思う.
元旦お昼頃か、、、約束を守る工房であってほしい。


HOBO

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コメント

タイトル
ひどい店員ですねえ。
時々電話の応対のひどい人に出会っちゃうことがありますね。
その逆だと嬉しいけれど。
折角素晴らしい商品扱っていても、それじゃ台無し。
そういう子は、ものづくりの現場に置いちゃだめですね。
書店なんかでもそうです。プロ意識の高い書店員さんのいる
本屋さんは本当に嬉しい。

店主がちゃんと約束通りに連絡くれるといですね。

HOBOさん。着々と進めてらっしゃいますね。
ライブもあるのですね!^^

お風邪は治りましたか?

タイトル
プロじゃなくても、きっと好きな気持は伝わりますよね。
押しつけじゃなくて、大事にしたい思いがあるなら電話口でも伝わるはず。
事務的な仕事でもそういうヒトに携わってほしいのはお客さんも
主人も一緒なのだと思いますが・・・・。

なかなか難しいですよね。

彼岸花さんへ
たぶん連絡は来ないと思います。新潟の鎚起銅器は伝統の文化
ですから、事務員の対応は普段の〈ありのまま〉なんだと思ってます。
いくら事務員でもその工房に背筋が伸びるような緊張があれば
ありえない出来事ですから。いっぽう、同じ新潟でそれこそ、
無形文化財に指定されている〈玉川堂〉にも電話しましたが、それは
それはちがう対応でしたよ。受け答えなどというもの、まして顔が
見えない電話などは教えてもらって学ぶものじゃないですよ。
仕事にたいする心構えがなってないから。感謝する気持ちが足りない
からだとそうなるんだと思います。
今日、三越を通して実物を見せてもらう手配を済ませました。
鎚起銅器って素晴らしいですね彼岸花さん。びっくりしちゃいました。
島倉堂のポットは鉄瓶のようなカタチでしたがそれよりも好みでした。
値段も倍以上しますが無形文化財だけのことはあります。新潟は雪がとけたら
行ってみますよ。じつに素晴らしい世界。オーラでまくりです。笑

HOBO
そらまさんへ
おお!そらまめさんじゃないですか!
元気でおりましたかいな?
そちらは雪がひどいんでしょうねえ。いや〜、お元気で。

カウンターの珈琲店ではお見合いのようですから、ポットは重要な
ポイントです。誰に見られるとかそういったものより、〈気合い〉
でしょうかねえ。仕事の相棒。しかし重いらしい。けんしょう炎とか五十肩
とか、ムチウチとかヘルニアとか、
いまは3月のライブと店のことばかり。旅を続けるHOBO。
コメントありがとう。頑張れそらさん、ガンバだ自分。
またね。

HOBO

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Mr.HOBO

Mr.HOBO

ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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