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インディゴ時代。

 ジーンズはなるべく洗濯しないみたいなことをいう人がいる
ようですがそれは間違った認識だと思いますねえ。ファッショ
ン雑誌なんかでもそんなことを書いていたりするものですから
無断で息子のジーンズを洗濯してこっぴどく叱られた、なんて
母親も少なくないようです。
 要するに本当にいい色のジーンズというのは天然のインディ
ゴを使っていたころのジーンズのことをいいます。とてもマニ
アックな話になるのであえて語ることをしませんが、リーバイ
スにしてもリーにしてもラングラーにしても60年代の後半ぐ
らいまでの作品にはかなりいいものがありました。それは化学
染料を使う前の作品のことですので、いまはもう程度のいい中
古を探すしかありません。
 ジーンズを縫っているあのオレンジ色の糸のことなんですが
ね、あれは時代が古くなればなるほど綿糸を使っています。だ
から洗うたびに糸まで色がおちていき、オーラが漂うのです。
それは素晴らしいタタズマイですよ。しかし、時代が新しくな
ると糸が綿とポリエステルの混合になったり、オールポリエス
テルになったり、洗っても糸だけが逆に目立ってしまうのです。
ポリのほうが強いんですけどね。
 最近はヴィンテージをうまく復刻したレプリカが出回ってい
ますが、じつはそのレプリカの実力はそうとうなもの。現行の
501なんかを履くぐらいならレプリカのほうがずっといい色
落ちが望めたりしますよ。ちなみにぼくはステージに上がると
きはヴィンテージを履きますが、それ以外はフルカウントのジ
ーンズを履いています。デニムの厚さだとか腰回りのカタチが
いちばん当時の501に近いように思うからです。
 洗濯の話に戻りますが、セルビッチやスソの当たりをうまく
出そうと思ってもインディゴ染めの当時モノのようにはいかな
いことは理解するべきだと思います。確かに、化学染料のジー
ンズを普通に洗剤をいれて普通に洗濯すると、全体的に色が落
ち過ぎてのっぺりとした味気のない顔つきになります。天然イ
ンディゴはメリハリのある色の落ちかたをしますが化学染料は
均一できれいな色落ちになるといったほうが正しいのかもしれ
ません。だからいつまでも洗濯をしないで2年に一度の洗濯と
か、そんな馬鹿げたことを考えるのだと思いますが。当時の人
たちは普通に洗濯をしていたはずですし、第一、不潔です。た
だ、ここが重要、デニムの表面の毛羽立ちがなくなるぐらいま
では、なるべく汚さずに我慢して洗わずに履いたほうが染料の
定着度がちがうようです。

 リーバイスにはXX以外にも名作があります。例えば、501
501、501A、501s、など、インディゴ時代の強者ですよ。
いま考えれば646なんていうのもいいかも知れませんねオレ
ンジタグの。
 どちらにせよ、雑菌のうようよいる不潔なジーンズは危険で
す。いい色のジーンズが履きたいのなら、高くてもインディゴ
時代のリーバイスを探しましょう。モノがちがいます。


HOBO

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コメント

本物のジーンズ
こんにちは!
うーむ、染料が違っていたのですね。
おそらく現行品はどのジーンズも化学染めなんでしょうね。
昔の本物を、探して履く根性のないものですから、
今あるものでいいか、なんてやってしまいます。

洗濯はふつうにやるのがいいように思いますね。
洗ったらいけない、なんていうのはなんか違う。
夏の間中、汗を吸いまくってるわけでしょう、
そりゃ、洗わないとね。
ムラ感でしょうかねえ。
コメントどうもです、乙さん。
まあ、たしかに、
染めが濃いうちにいろんなところに当たりを出しておけば、洗濯したときに
それっぽい感じになるんですがね、そもそも染めの方法がちがうわけですね。
しかし、最近では岡山だとかで、天然のインディゴを使って染めている、
ピュアジーンズが販売になったり、日本人はそういうの好きですから。
何度も何度も繰り返し染められたとても濃い藍色はステキですねえ。
そして昔の織り機はムラがあるんですよ。だから当たりが出やすい。
じつはぼくもその天然藍染めムラデニムにやられた人間でして、
あの感じ、というか、洗いざらしのチャンピオンにデニムがまた
合うんですよ、コンバースとかもね。
とにかく1960年代ごろのアメリカはきっと裕福だったんでしょうねえ。
車にしても、その塗装にしても衣料にしても、そう、楽器なんかも、
傑作が多いのはそのあたりの年代ですもの。70年代は哀愁の時代。
80年代は産業の時代。90年代は終わってる、笑。
音楽を見たら流れがわかりますよ。トレンドの中身が薄っぺらですものね。
いやいや、どうもありがとうございます。
八宝菜ということで、

HOBO

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Mr.HOBO

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ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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