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僕が僕であるために。

 自分の書いたコラムに説明を加えることはするべきではな
いという自負がある。読者に考える幅を持たせることのでき
ないモノ書きにはなりたくない。
 だが、ひとつ前の記事にぼくの期待する角度のコメントが
入ったのでそれについて少し書いてみたい。
『僕が僕であるために』という曲は、尾崎豊さんが17歳の
ときに書いた作品だという。そんな曲をここでとりあげるぼ
くの感性をどうとらえるか?またそこが面白くてこの記事を
書く気になったのだが。

 アーティストが作る作品について深く掘り下げて考えたこ
とがあるだろうか?たとえば、この『僕が僕であるために』
という楽曲の歌詞について。
 作品は読む者の経験に近いほど感動する。自分のことに置
き換えて考えることができるからだ。何度もいうが、作品の
なかの〈僕〉や〈君〉は、実際の僕や君である必要はない。
あるひとは失恋から立ち直る歌だと理解する、あるひとは大
切なひとの死を唄った作品だと解釈する、あるひとは会社で
孤立した社員のことを唄った歌だととらえる、思い当たる接
点の多い歌ほど深いと言えるのだ。そのときの読者の気持ち
に寄り添うような歌がいい歌だといえるだろう。

 17歳の尾崎少年がこの曲を書いたとき、おそらくそんな
たくさんのテーマを頭に浮かべて書いたとは思えないしかし
、この曲はそれぐらい大きなテーマを示している。ぼくたち
が歳を重ね、いろんなことを経験する、この歌はそんな誰の
こころにも静かに寄り添い、心臓の鼓動のように響くのだ。
決してぼくはかれのファンでもない。だけど、ぼくはこんな
歌をいつも探している。
 どこかで調べた事例や単語を並べ、いくらそれっぽい歌を
創っても真ん中にいる人の心には響かないぞ。戦争も何も知
らない17歳の少年が書いた作品が、いま、沁みるのはなぜ
だろう?ぼくにはこの曲が、反戦歌や復興の応援歌のように
聴こえてならない。おおきな歌だと思う。



    僕が僕であるために

  心すれちがう 悲しい生き様に
  ため息をもらしていた
  だけどこの目に映るこの街で
  僕はずっと生きてゆかなければ
  人を傷つけることに目を伏せるけど
  優しさを口にすれば ひとはみな傷ついてゆく

  僕が僕であるために 勝ち続けなきゃならない
  正しいものは何なのか? それがこの胸に解るまで
  僕は街に飲まれて 少しこころ許しながら
  この冷たい街の風に 唄い続けてる


  別れ際にもう一度 君に確かめておきたいよ
  こんなに愛していた
  誰がいけないというわけでもないけど
  ひとは皆 わがままだ
  なれ合いのように暮らしても君を傷つけてばかりさ
  こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから

  君が君であるために 勝ち続けなきゃならない
  正しいものは何なのか? それがこの胸に解るまで
  君は街に飲まれて 少しこころ許しながら
  この冷たい街の風に 唄い続けてる
 
  僕が僕であるために 勝ち続けなきゃならない
  正しいものは何なのか? それがこの胸に解るまで
  僕は街に飲まれて 少しこころ許しながら
  この冷たい街の風に 唄い続けてる


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 尾崎命さん、イノダさん、コメントありがとうございます。
考えることの多い歌は素晴らしいですね。読者は作品に育てら
れる。そして良い作品は読者とともに育つものだと信じていま
す。
 歌っていいですね。ありがとう!


HOBO

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コメント

タイトル
>そして良い作品は読者とともに育つものだと信じています。

本当ですね。
同じ時代に生きてるということだけでも素晴らしいですよね。

すみません、横からコメント。
(追伸:拍手コメントに気がつかなくてごめんなさい。)
かえるまま21さんへ
コメントありがとうございます、かえるママさん。
ぼくは独特なものの見方をするので、尾崎が素晴らしいとか
そんなわけでもなく、ただ、いい歌を探すのが好きなんですね。

コメントのことは気にしないでください、
忘れてました ! 笑
冬にかけてすこし、音楽活動でもしようと考えています。
また伺います。ありがとう。

HOBO
タイトル
音楽。
HOBOさんの旅がまた始まりますか。^^
いいなあ。
あ~。私もまた、旅した~い!

尾崎豊。美しかったですね。
娘、中学生のころ、好きでした。コンサートにも行ってます。

鮮烈な生涯…。

彼岸花さんへ
まあ、旅というか、なんというか、
最近、体調も悪くないもんで、
彼岸花さんも感じたと思うのですが、
一人旅っていいですよね。笑っちゃうぐらい。
今回は、みちのく太り旅ですよ。笑

尾崎、
娘さんはやはり感受性が強いんですね。多感なとき。
けっこう文学的な作品もあるんですよね。
怒りの毎日だと思いますが、お身体、悪くしない程度に怒り、
温かいもうひとつのブログなど、楽しみにしていますから。
ぼくら、書きたい人は、ブログがいちばん合ってます。笑
ってなことで、
ありがとう、彼岸花さん。

HOBO

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Mr.HOBO

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ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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