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ひとそれぞれ。

 母が居間のストーブの前でなにかチラシのようなものを見て
いるので、「なに見てるの?」と訊くと、「ラーメン屋、ニュ
ーオープンだって、ここの並びの」「行ってみるかい?」と誘
ってみると、「いいねえ」ですって。まったく誘惑に弱い老人
である。母と一緒に外で食事するのも親孝行のつもりで行って
きた。
 食べたあとに「どうですか?」と店のスタッフに訊かれたの
で、「好きずきですからねえ、、、」と応えると母はニヤリと
笑った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 先日ある喫茶店に行って僕はその店の店主と、その母親と、
その母親の娘さんと、その娘さんの婿さんに、「もう来ないで
ください、お金は返しますから!」と言われた。こんなことは
始めてである。
 僕はたしかにはっきりした性格なので、好きなものは大好き
でキライなものは大嫌いと、その中間を選ぶことはしない。だ
からとても嫌われるしそのぎゃくにとても好かれたりする。
 コーヒーを一度おとしたあとに温め直しをしないでほしいと
いうことは前もって店の人に伝えるし、ときには何グラム豆を
使うのか、そんなことを訊いたりすることもあるものだから、
変な人だと思われたのかもしれない。その店では3杯ほどいた
だき、店のスタッフが「いかがでしたか?」と訊いてきたので
、「水っぽいですねえ、、、」と応えた。すると店の奥のほう
からその店の店長だという人が出てきて、「ウチのコーヒーが
水っぽいってどういうことですか?」と、こうなったわけであ
る。話を聴いてみるとその店ではコーヒーのいちばん旨みのあ
る濃いところだけを抽出しそれにお湯を加えるという方法をと
っているらしい。これを水っぽいというのはあなたの味覚がお
かしいみたいなことを言う店主。カティ〜ンときたので当然言
うことは言わせてもらうHOBOであるが、しまいにその息子や
従兄弟や娘や一族がどんどん現れ、完全アウェイ状態になる。
「もう二度と来るな!」と言われたわけであるが言われなくて
も二度と行くわけがない。
 ここの店のことだ。ウンチクが多くてどこで修業しコンテス
トがどうだとかどこの先生が常連さんだとか、そんなことばか
りがプライドの柱になっている中身の無いブランド一家め!そ
んなことは言いたくないが言いたくもなる。
 家に帰っても怒りは収まらず、母にその顛末を話すと母は、
「そんなことは気にすることないよ、そういうときは、味はひ
とそれぞれです、好きずきですから、と言っておけばいいのに
、馬鹿だねえお前も、、、」と軽く流された。
 僕はその〈ひとそれぞれ〉が大嫌いで、それは討論する気が
ないという〈無関心〉の現れ。「水っぽいですねえ、、」のど
こが悪い?「まずいですねえ、最悪!」と言ってやればヨカッ
タ。
 まあそれにしてもバカ親と親バカはちがうということをあの
一家は知らない。客なんてものは「この店のこんなところが悪
い、ここがキライだからもう来ません」とは言わず、黙って来
なくなるもの。はっきり言ってくる客に向かって「もう来るな
!」とはなんと度胸のある商売だろう。
 結局こういうことだ、地位やブランドやヘコヘコいいことし
か言わないひとに囲まれて、言いにくいことを言ってくれる見
知らぬ人の意見や存在を排除する、なんだかどこかの国の誰か
さんみたい。まあ、それも、ひとそれぞれということなので。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 そんなこんなで近くにできたラーメン屋。母の言ったとおり、
「ひとそれぞれ、好きずきですから、、、」と応えたわけで。
そしてもう二度と行くことはないだろう。

 言われなくてもね、もう行かないから。安心しな。


HOBO

 

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コメント

タイトル
HOBOさん。こんばんは~。
頭痛は治まりましたか?

ふふっ。言ってくれましたね、HOBOさん。
私はお店の人の態度が悪いとかこういうとき、心の中で悪態はつくけれど、
なにも言えなくて『二度と来るもんか!』とただ思うだけの方です。^^
でも、言った方がいいよなあ、とはいつも思う。
そりゃ誰だって、気にくわないこと言われたら、むっとするに違いないけれど、
でもそれで相手にただ怒ってるようじゃ、そこに成長はありませんよね。

お母様とHOBOさんの姿が想われていいなあ。
母子でこんなふうに出かけるの、いいですね♪ ^^

彼岸花。愚図っていたけれど、ようやく始動です!
さて、また今年も闘うぞ~っ!(笑)



彼岸花さんへ
頭痛はしぶといです。

そうなんですよ、店側から「どうでした?」ときいておきながら、
それはないと思いませんか?まあ、いいですけどね。ぷりぷり。

母はとても食欲があるようで、それだけでもすこし安心しています。
なるべく一緒に食事するようにしているんです。100メートルも歩けない
ので車に乗っていくんですが、それだけが心配、ぼくのいない時に、
ツルンとすべって転んだりしたら、すぐ骨折マニアですよ。笑

少しは記事を書く元気が復活したでしょうか?
それこそ与党や国民が心配していたように、みごとにそのようになって
いくその後ですが、今日ぼくがブツブツ言ってたら、母はぼくに
「お前が総理大臣やればいいのに。」
こんなことを言うんですよ。笑っちゃうでしょ?
まあ、なんとか健康に気をつけ、ばしばし行きましょうよ、彼岸花さん。
ははは。


HOBO
初めまして、それはそれは災難でした。正直なところ、わたしならひとそれですからなんて言われたら腹が立ちます。コーヒーなんて趣味の問題ですから、意見を持たない客ばかり集めるその店は、売れればそれでいいという店。だからくだらない肩書きばかり掲げるんだと思います。客の感想、それもうるさい客の意見を聴かない店は店主の姿勢を物語っています。私も先日そんなことがありましたのでコメントさせていただきました。
  • 2014-01-12│12:23 |
  • にゃんこ先生 URL│
  • [edit]
ニャンコ先生へ
こちらこそコメントありがとうございます。
極端な意見なんですがね、人に感想を訊くという行為はよほど勇気の
いることだと思っています。意見され腹が立つなら訊かなければいいのに、
そう思います。人を見下している証拠ですよ。
くだらない肩書きとおっしゃいましたが、その通り、
「あそこの議員さんもあちらの大学の教授も北大病院の先生もみんな
そんなことは言いませんよ。ケチをつけにきたんですか?」ですって。
「ああ、そうですか、それではそちらエラい先生がたの味覚のセンス
が悪いんだと思いますねえ。なにもわからない人はコンテストで優勝した
だとかそんな肩書きに弱いですから!」
まあいいんです、甘くみられたもんだと、それもこれも
すべて受け入れることにしております。
またいらしてください。

HOBO

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Mr.HOBO

Mr.HOBO

ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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