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古くなっても肩よせ合って。

 雨の日にオレンジに乗らないのはクーラーが効かない
からですか?雨の日は窓を開けて乗れないから?
なんてことをある人から言われました。確かにクーラー
なんかついてませんし、雨が降っていると窓を閉めて
乗らないと大変ですものね、濡れて。空冷ワーゲン用の
クーラーもフラット4あたりから出てるんですが、本当に
好きなひとはクーラーなんかつけません。

『雨の日は車を磨いて』という五木寛之さんのエッセイに
は、本当に粋な男は雨が降るとわかっているのに車を磨く
んだそうです。どうせ濡れてしまうとわかっていたら
普通の男は車なんか磨きませんからね。五木さんは
大の車好き、お洒落男ですからね。初期の頃の作品には
けっこう影響されているHOBOです。
 40年も経っているオレンジは、オレンジに限らず旧車
というモノはすべて鉄でできた老人なんですよ。当時の
ワーゲンはとても分厚い鉄板を使っていますのでまだ
長持ちしますが、いま皆さんが乗っている特に国産の車
などはペラペラの鉄板でできていますよ。長持ちされると
新しい車が売れなくなりますからね。モノ造りの理念がまっ
たくドイツあたりとちがうわけです。壊れたら直して使う
というポリシーがしっかりと根づいています。本当にいい
モノというのは修理が効くんですよ。修理を繰り返しても
大丈夫なように作られているんです。日本のモノ造りの
アイデアには眼をみはるものがありますが、〈MADE IN
JAPAN〉にはだから哀愁がないのかなと思います。
車はドイツ車か英車、ぎゃくにとても頭が悪そうなアメリカ
車がオモシロい。しかし、せいぜい1970年ぐらいまで
でしょうかねえ。

 車庫に入れている車は幸せ者だと思います。車をだま
って外に2、3年放置しておくと国産の車ならサビサビに
なってしまいますよ。錆びてもなんでもいい人なら別ですが、
北海道はとくに冬などは塩カリを道路にまきますからね。
鉄板に毒を振りまいているようなものです。それでなくても
40年もすでに生きてきた車などはキレイにみえても鉄板の
疲労はそうとうなもの。とくに鉄板の継ぎ目などに水分が
入り込むと一週間でサビは上がってきますよ。雨の降る日も
雪の降る日も人間でいえば100歳を超えているような
老人を走らせることができますか?
できんとですよHOBOには。
 考えてみてください。だまって車庫の中に放置していて
も、車庫にですよ?というか車は車庫に入れるものなんで
すが、車庫に入れている車でも10年も経てば色んな所
が錆びたりときにはぶつけることもあるでしょうし。
なのに40年も経過した、僕が小学生の頃にヤナセに入って
きた車がまだ残ってるんですよ。ロマンティックだと思い
ませんか?よほど前のオーナーが大切にしてきた車だと
いうことになりますよね?程度のいいオリジナルの車は
だからオモシロいんですよ。
 ボクは洗車するときも上からジャ〜っと水をかけたりしま
せん。バケツにぬるま湯を入れて柔らかい布にぬるま湯を
しみ込ませ、丁寧に洗うんです。継ぎ目には極力水分は
あてないようにします。オイル交換はこまめに、こうして
愛情を注いであげるから機嫌のいい顔で走ってくれるんだと
信じていますよ。
「どうですか?きょうは天気がいいですよ?ボクと一緒に
散歩してくれますか?」
こんな感じですよ。
車はキーを回せば動くもの、違いますよ。雨が降っても
塩カリにやられても気にしないなんてボクにはあり得ない。
そんなボクのライフを見て、知らないひとはチマチマしてる
と思うようです。だから世界観がまったくちがうわけデス。

 車もバイクも時計だって靴だってみんな生きているんです
よ。靴は3度もソールを張り替えました。なんでもいいなんて
最低。ふだん使うものに対してもっと愛情を注ぐべきだと
思いますね。人間だってモノだって愛情を注いであげるから
活きるんです。みなさん、車は車庫に入れるもの。
1台20000円の格安車庫を見つけましてね、車は全部車庫
の中です。オレンジや66タイプ3や69レイトバスの
代車のようになっているゴルフ2やワゴンはかわいそうです
がね。だからコマメにメンテしてあげるのですよ。古くなった
ら買い変えればいいという考え方は好かんとデス。
未来の嫁さんだってオフクロだってそしてこのボクだって
アンティークになるんです。どうか捨てないでください。
古くなっても肩よせ合って生きていきたいものですね。


HOBO

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Mr.HOBO

Mr.HOBO

ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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