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君はヘミングウエイを知っているか?

 ぼくの部屋にツィードのジャケットを着たヘミングウエイの大きな
写真が飾ってあることを書いたことがある。そんなこんなでそれに似
た襟のでかいハリスツイードのジャケットが欲しいとHHGに話したら
行動の早い彼はさっそくイギリスからひっぱってくれた。ジーンズを
はいてリバースウィーブのスゥェットなんかを着て、平気でその上か
ら羽織ってしまうようなオーバーサイズのジャケット。本日到着した。
 今回のハリスは1970年から80年にかけて使われていたラベル
が付いている。なるほどこの襟のデカさはかなりのものだ。ハリスツ
イードのジャケットやコートを着たことのあるひとはおわかりだろう
が、とにかく色目が独特でチャーミング、分厚い生地に袖を通すとい
っぺんに男前になったような錯覚をおこしてしまうのだから困ったも
のだ。このへんのジャケットは折り目正しく着ようとすれば失敗する
。いかに外して着ることができるのか?ヘミングウエイはいつもそう
言っていた。

 けっこう酷使された感のあるこのハリス。襟の内側が汚れている。
ぼくはパソコンで染み抜きの得意なクリーニング店を探した。せっか
くHHGが探してくれたデカ襟ジャケット、シミを抜いて大切に着たい
と思う。
〈創業何十年、染み抜きはプロに任せて!〉みたいな広告が目に飛び
込んできた。むむっ!これはいい!さっそく電話。
「ツィードの染み抜きのことについて相談に乗ってもらいたい」と電
話に出たスタッフに言うと、「はあ?ツィードってなんですか?木綿
ですか?」こんなことを言うのだ。ぼくは呆れてしまって「誰か詳し
いかたがいたら代わってもらえます?」と言うとその人、「ワタシが
ここの代表取締役の〜ともうします。」
 あまりのアンビリバボーさに呆れてしまったが、要するに、持ち込
むものに付いているクリーニングの表示にウールと書いていたらそれ
はウールで、その生地がツィードだとかメルトンだとかそんなことは
関係ないみたいなことを言う。少なくとも洋服をメインで扱うクリー
ニング店で、しかもその会社の社長が、ツィードもメルトンも知らな
い、聴いたこともないというのだから驚いてしまった。

 そんなこんなをそばで聴いていた母は、ぼくよりもっと呆れた顔を
して、
「お前もクドい男だねえ。いいじゃないのひとそれぞれなんだから、
いちいちいちいちそんなこと、ちがう店を探せばいいじゃないの。」
 まあ、それはそうなんだが、
「しかしまあプロってそれでいいのかね?」と、母に言うと、
「でもそれはひど過ぎるわ、母さんだってわかるよツィードぐらい」
と、鼻で笑った。

 まあ、なんだかんだ言いながらHHGから送ってもらった〈ひらお
の塩辛〉を、むしゃくしゃ母と二人で食べている。この〈ひらおの塩
辛〉とは福岡のほら、行列のスゴいてんぷら屋で売っている絶品の塩
辛である。ゆずの香りがプンプンするゴロを使わない塩辛。じつに美
味。ペロっとたいらげたら、さあ、つぎのクリーニング店探しだ。今
度はあまりクドくなく、あっさりと話をする、大人の男でいたいと思
う。
 
 おそらく、あのクリーニング店の社長、ヘミングウエイも知らない
だろうな。


HOBO

コメント

HOBO
HOBO ありがとう!!
ほんとうにありがとう!!
ぼくもありがとう!といってもらえるようにがんばるよ・・・
HHGへ
こちらこそありがとうだよHHG。
銀座に素晴らしいテーラーがあってね、あれと同じサイズでオーダー
しようと思う。
ツィードジャケットって夢があるね。

友と言ったもんが勝ち!

オレもそれにふさわしい男になるよ。
ハリバートン、最高やっ!

HOBO

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Mr.HOBO

Mr.HOBO

ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

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