スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4月になればきっと。

 B•スプリングスティーンのTシャツがどうだのこーだのうつつを抜か
してる札幌の朝はとても青く、バルコニーから下を見ると道路のアスフ
ァルトが出ているじゃないか!中通りはまだ雪だらけであるが表ならビ
ートルに乗れるかもしれない、そう思いガレージまで歩いて行ってみる
とシャッターの前にもっさりと2メートルの雪山。登山だな。

 携帯の着信に気づき見てみるとなつかしい友から。20代のころよく
古着屋を一緒に廻って歩いた趣味のあうナイスガイ。現在は渋谷の有名
セレクトショップのオーナーだから、ニクい。
「ブログ見たけどさあ、スプリングスティーンのTシャツ、あれはヘイ
ンズ深Vネック、3枚パックでうちでも売ってるよ。たぶん旧タイプの
やつだからそでの感じがちがうけどヘルスニットじゃないなあ。」
ふーん、やっぱりヘインズか、ちがうと思うけどまあいいか、3枚パッ
クを1ダース送ってもらうことにした。
 Vネックのいいところはネックレスが地肌にできること、それに普通
の坊ちゃんTシャツと違い上に革ジャンだとかジャケットを合わせるこ
とができるところだ。それがとてもバイカー的でカッコいい。太い首、
厚い胸板、多少の胸毛が必要になるが、日本人にはかなりアブナい選択
である。
 最近あまり聴かなくなった〈ちょい悪オヤジ〉という単語。じつはこ
の〈ちょい悪オヤジ〉ほどダサイ者はない。勘違いしている中年のオヤ
ジのことを指すのだが本人はそう思っていず僕もそのひとりだと思うと
自殺したくなる。いい齢して若い人たちの使う言葉を使いふんぞり返っ
ているオヤジを見かけるがあれは駄目だ。齢をとると感覚がニブくなる
。しまいには羨望の眼差しと軽蔑の眼差しの区別すらできなくなり、自
分がファッション業界をリードしているなどと勘違いをするようになる
のだ。ボブ•ディランに憧れてパーマをあてた若い僕は周りからデブ•デ
ィランと呼ばれた。自分が見えないというのは恐ろしいことである。

 日本の歌を外国人が唄い点数を競う番組を何度か見たことがあるがあ
れは面白い。外国人が唄うと日本語がキレイに聴こえるから不思議だ。
日本人なのに日本語をきちんと喋れない。自分の作った歌をわざと外国
の歌のように唄うニセモノばかりじゃないか。

 かっこ良さとはいさぎよさだと思う。腹も出てきた。髪も薄くなった
。ジムに通い若返るのもいいがそれだけじゃない。せっかくオヤジたち
は社会で揉まれてきたんだ。できあがった哀愁を隠す必要なんかないん
だよ。泣いたり笑ったり怒ったりして顔に刻まれた何本ものシワ。今は
いかにナチュラルであれるか、齢をとって胸をはれるナチュラルさが無
いのであればオヤジなんかもうヤメなさい。

 4月になれば舗道の雪も溶けるだろう。ありのままにナチュラルに。
威張って歩くオンドリのように、胸を張って足を高くあげ、腹を突き出
して歩くのだ。


HOBO

コメント

コメントを残す

Secret


profile

Mr.HOBO

Mr.HOBO

ちょっと病気をし
凹んでるとき、
ひょんなことから
1974年製のワーゲンを
手にいれた。
車庫で30年も眠っていた
オレンジ色のワーゲン。
命を吹き込んで
一緒に走ろうと思った。

これは
少年HOBOの
ゆる~い日記だ。

最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。